2025/12/01
こんにちは!
印刷の後加工はお任せください!大建加工株式会社です。
この記事は、弊社で取り扱っている加工のご案内として
以前に名刺交換またはアドレス交換させていただいた方に毎月お送りしています
弊社メールマガジンから内容を抜粋して掲載しております。
今回は「シール用紙の表面化工」についてお送りいたします。
「シール用紙」とは、いわば「タック紙」とも呼ばれる
印刷用紙(表面基材)+糊(接着剤)+台紙(剥離紙)の層で構成された紙のことです。
近年、シールやステッカーは若い世代を中心に注目されています。
クリア素材のスマホケースの裏面に、
好きなアイドルやキャラクター・ブランドのシールを
剥離紙から剥がさずに内側から挟むことで、
気軽にデザインをカスタムして楽しめることがブームの理由かもしれません。
他にも1990年台後半~2000年にかけて流行した「シール帳」は、
トレンドの平成レトロ・Y2Kの象徴ともいえるアイテムで、
当時は子供だった大人をも魅了する文化として再ブームになっています。
今やスマホケースの内側に収まるサイズのシールやステッカーは、
自己表現や会話のきっかけになるコミュニケーションツールのようです。
そんなシールやステッカーを、商品や販促物として作りたいときに、
印刷面の表面保護や耐久性が気になりませんか?
当社でシール用紙におすすめの表面化工は、
主に「LCコート」「ラミネート」の2分類です。
キラキラが目を惹き特別感がグッと増す「LCコート(ホログラム)」
印刷面の耐久性をアップさせる「グロスPP貼」「マットPP貼」
クリアな透明感でデザインを生かす「グロスPET貼」・・・
シールのデザイン・保管期間に適した表面化工をお選びください。
唯一、「プレスコート」は推奨しておりません。
プレスコートは上記の表面化工よりも
高い温度で圧をかけて表面を平滑にして光沢を出す温度変化の激しい加工のため、
糊(接着剤)に影響が出て、用紙がふにゃふにゃになってしまうからです。
当社では、シール用紙の表面化工の中では特に、
「LCコート(ホログラム)」「グロスPP貼」「マットPP貼」が採用されています。
キャラクターデザインとマッチしやすいホログラム加工と
お気に入りのシールを長持ちさせるラミネートの耐久性が支持されているようです。
ただし、シール用紙におすすめの表面化工であっても、
通常の用紙と同様、表面化工に適した紙質・紙寸・紙厚が必要です。
例えば、加工面は「アートタック」「ミラーコートタック」のような
塗工紙であることが推奨されます。
「塩ビタック」「ユポタック」のような特殊なシール用紙は、
加工実績がある用紙もありますが、対応できる表面化工が限定されますので
事前にご相談ください。
いかがでしたか?
「シール用紙の表面化工」のご質問やご相談など、
詳しくは弊社営業部までお問い合わせください。